さて、バスに乗って目指すはボーヌ。
今日のホテルは、ボーヌのメルキュールです。 中心街から、ほんのちょい外れたところに有ります。 隣にシャンピオンというスーパーがあるのでスーパー好きにはラッキーでした。 荷物を置いて、さっそくシャンピオンにGo!! 前に行ったことのあるN74沿いの郊外スーパーに比べると広くも無いし品揃えは少ないほうです。 でも、ばらまき土産はスーパーに限る!! 部屋で、休憩しているとレセプションから電話が掛かってくる。 タクシーを頼んでいたので、そのことらしいがイマイチ何言ってるのか 判らない(^^; とにかく、”今晩ラムロワーズに20時に4名で行くから” と言って切った。 とすると、また掛かってきて、とにかくOKだとさ。うーんよーわからん。 時間が来たので、下に降りていって納得。 2台頼んでいたんだけど、1台で4人乗れるタイプに変更してくれていた。 なるほど、2台要るのかどうかの確認だったようです。 そら、ちょっと上級レベル会話ですわ。 しかし、気が利くねーレセプションのお姉さん。 今度から大人数で頼むときは、1台でなんとかならないか聞いてみよう。 右手に真っ暗闇の葡萄畑を眺めながら国道74号線を20分ほどひた走ると、 Lamroiseの文字がきれいにライトアップされた建物に到着。 あーまた来たのかーと感慨深い。 このレストランの扉を開けるのも今日で3回目となる。 ドアを開けると、特に名前も聞かれずに食堂に通される。 さすが、オレもいよいよ常連かーと言うのはくだらない冗談で、この日の日本人は我々だけなん でしょう(^^; この前来たときと同じ、大きなボンボン時計の前の席。 おっ、椅子が真っ赤なとってもとっても座り心地の良い革張りのものに変わっていた。 いつから?と聞くと去年の11月からだそうです。 シックで落ち着いた空間に、大胆にも赤を起用。ボク的には良いアクセント になっていて良いと思う。 アペリティフに、シャンパーニュを1本取る。人数多い場合はグラスでは無く 1本取るほうがお得。 Champagne Legras Cuvee Saint-Vincent 1990 何を食べようか、この前はトラディショナルで攻めたので、今回は ちょっと変えてみよう。ジビエ、特に野鳥系があれば、是非と思ったんですが 時期的に終盤のようで鹿くらいしか無かったです。 アミューズ3種 メニュー選び奮闘中につき、味は覚えてません(^^; 続いてのアミューズに、Creme de chantille これが濃厚で辛いのなんの塩辛い。ダシは良いんだが、濃縮し過ぎ? 水で薄めたいくらい。日本のあっさりフレンチに慣れすぎているのかな。 でももう一回飲みたいという旨さは潜んでいる。 *前菜にオマールのサラダ、トマトのソース Salade de homard sur une emulusion de tomates ミルフィーユ仕立てにクルスティアンに挟まれたオマール3階建て構造。 オマールたっぷり、でもボク的に茹ですぎかな。 素材が良いからそこそこ、いやかなり旨いですが。 トマトのフレッシュな酸味は心地良い。 *リドヴォー、トリュフ風味のタマネギのピュレ Noix de ris de veau, puree d'oignons truffee メインは控え目?にリ・ド・ヴォーとする。 子供のこぶし大のリドヴォーがででんと。 これがまた絶妙のねっとり感と胡麻豆腐のようななめらかさ。 リドヴォー好きには堪らない。 ソースはクラッシックで辛すぎず甘すぎずでうまい。 ガルニのポテトのフリットが面白い。俵型で中が空洞になっている。 さて、今回はちょっとしたミッションがある。初めて訪れた96年に 撮った写真でフロマージュをサーヴするセルヴールを撮ったものがある。 この写真を本人に渡すことだ。 02年に来たときもいらしたので、今日もいるかなあと見回すと奥のサルで サービスしているのを発見!! 手渡すと、おっと小さい驚きのリアクション。 同僚からは「やけに若いなあ!!」とからかわれてました(笑)。 ワインは、ソゼだったかのPuligny Montrachet 1999 これも造り手失念のAloxw Corton les Grandes Lollieres 1993 5人で3本、これくらいが明日にも残らずちょうど良い分量でした。 デセール、フロマージュはパス。 だってプティフールだけで充分ですから(^^;。 みなさんは食べてはりましたが。 とは言え、こんなん出てきます。 食後、2階のサロンでお茶を頂く。 先客にアメリカ人らしき、大いに盛り上がってる男性4人組。 テーブルの上にはコーラ。眼を疑ったが、紛れもなくコーラの瓶!! なんでやねん、お前らは・・・正直で良いけど。 やはり何度来ても良いレストランだ。 驚きのある料理じゃないけど安定した味だと思う。 3星にしては料金が安いのも魅力の一つ。 プティフールが大量に余ったので、飲めない運転手ジルさんのお土産用に包んで貰う。 帰りのタクシーはみんな爆睡でした(^^; お疲れ様。
by lambroisie04
| 2004-02-10 23:59
| '04 Voyage en France
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